飛行機のタラップを降りた瞬間、来る季節を間違えたことに気がついた。東京より湿度が低いせいか吸い込む空気が肺の中まで凍り付いた。だがそんなことが一瞬で消え去った。飛行機のタラップまで迎えに来たバス、空港内のシートの色、公衆電話、消火栓、、、すべてが、すべてのデザインに感動してしまった。街も古い建築に新しいデザインが調和し素晴らしかった。特に印象に残ったのがヴェネツィア。車が入ることを許されていないので交通機関は水路のみ。ヴァポレットと呼ばれる水上バスが乗り場に付いたときのスクリューの音、波の音、横縞のTシャツを着たイケメンの船員の行き先を告げる掛け声、今でも耳に残っている。ミラノ、ベローナ、ヴェネツィア、フェレンツェ、ローマを周り撮影に使えそうな食器やキッチン用品を買い漁り、帰りの空港ではスーツケースが2つに増えていた。帰ってからのカードの支払いが大変だった。
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